お酒をやめる方法をご存知でしょうか?
適度にお酒を飲んでいる人でしたら全く問題はありませんが、人によっては毎日記憶がなくなるまで飲んでいるという人も存在する事でしょう。
それに、休肝日を設けていないという人も多く、ほろ酔いならまだしも、酩酊状態になるくらい毎日浴びるようにお酒を飲む人は、案外数多いのではないかと思います。
そのようなアルコール依存症は年々増えておりますので、肝臓に負担がかかり、肝硬変や肝臓がんにならない為にも、なるべく不健康ではない生活を送りたいものであります。
お酒をやめる5つの方法
① スポーツや運動を行う
激しいスポーツなどではなく、軽いランニングなどでも効果はありますが、激しいスポーツをすればする程その効果は高く感じられるのではないかと思います。
なぜスポーツを行う事によって、お酒が止められるのかと言いますと、体が必然的にお酒を欲さなくなるからなのです。
体はとても優秀な機能を持ち合わせておりますので、生命を維持するにあたる優先順位というものを、しっかりと考える事が出来ます。
だからこそスポーツをして、体の繊維が壊れている状態にもかかわらず、体に不必要なアルコールを欲する事はあり得ないのです。
例えば、たんぱく質を摂取した場合、まず第一に、生命を維持するに必要不可欠な血液が作られ、次に皮膚が作られ、最後に髪の毛や爪などに栄養素が回されることとなります。
髪の毛や爪はなくても生きていけますが、血液や皮膚は新たなものが作られなければ、人は死んでしまいますからね。
体を動かしてなければ、喉が渇いた場合、ビールやハイボールなどのアルコールを欲するかもしれませんが、体を動かした後は訳が違いますので、体を動かすことは非常に大切なのです。
② 周りに断酒を宣言する
周りにお酒をやめる事を宣言することによって、有言実行しなければただの口だけの人と思われてしまう事でしょう。
だからこそ、あえて自分を追い込む事によって、最大限お酒をやめやすい環境を作り出すことが可能なのです。
禁酒するのは難しいかもしれませんが、人と約束をすることによって、案外簡単にやめられたというエピソードも多いのです。
やめられるかやめられないかは別ですが、力を最大限発揮させる環境を作ることによって、より断酒できる可能性は高くなるのではないでしょうか?
自分一人だけで行うよりも、モチベーションアップに繋がりますので、よりお酒をやめようという抑止力アップに繋がるのです。
これはダイエットや、受験合格など、何に対しても当てはまりますので、1つの参考としてみて下さい。
③ お酒を買わない
いつも冷蔵庫の中にお酒があるからこそ、人はつい何となくお酒を口にしてしまうのです。
お酒を飲まなくても良かったとしても、やはりお酒を飲む方が気持ち良いですし、心地も良い為、だったらお酒を飲もうという心理になってしまうのでしょう。
綺麗ごとを抜きとして、気持ち良いか気持ち良くないかを選択する場合、誰もが前者を選択するはずですからね。
だからこそ、スーパーやコンビニであえてお酒を買わないようにし、そもそもお酒を飲めない状況を作れば良いのです。
家の近くにスーパーやコンビニのある人でしたら、誘惑に負けて買いに行ってしまう可能性もありますが、近くにない場合はかなり効果的でしょう。
食事中に、わざわざ何十分もかけてお酒を買いに行くのは非常に面倒くさい為、あえてそのような環境を作り出すのが良いのですね。
④ 炭酸飲料を飲む
いきなりお酒をやめようと思ったとしても、つい口が寂しくなってしまう事でしょう。
これはタバコを禁煙しようとする場合と、同じ事が言えるのではないでしょうか?
だからこそ、お酒に代わるコーラなどの炭酸飲料を飲むようにし、満腹感や満足感を高めてあげれば良いのです。
もちろん、糖分がたくさん入っておりますので、こちらもあまり飲まないに越した事はありませんが、アルコールを大量に飲むよりはマシでしょう。
お酒ののどごしが好きという人も多いかと思いますので、食事の際にお水や麦茶などを飲むよりも、より効果的と言えるのではないかと思います。
お酒に酔わなくても、しらふでも全然良いという人は、酒好きの中にも案外多いかもしれませんので、何よりもスッキリ感を与える工夫をしてみて下さい。
⑤ 健康診断に行く
会社で年に1回健康診断を受けている人なら良いですが、そうでない場合は、病気のリスクを確認する為にも、一度健康診断に出向いてみましょう。
また、より細かな精密検査を受けるようにし、肝機能の低下など、体に異常がないかを一度チェックしてみて下さい。
毎日お酒を飲んでいる人は、おそらく肝臓の数値が悪いはずですので、その時初めてお酒をやめようと心に誓う事が出来るのです。
薬を飲みながらでもお酒をやめたくないという人ももちろんおりますが、大抵の場合、スパッとやめる事ができるはずでしょう。
人はこのままだと死ぬと分かって、初めてやめられる生き物ですので、あえてその事実を目の前にさせ、体で体感させる事が大切なのです。
すると、きっと危機感を感じて、誰もが飲酒をやめようと思うようになるのではないでしょうか?
お酒をやめるメリットとは?
① お酒をやめると節約になる
お酒を毎日飲んでいる人は、それをやめるだけでかなり出費を抑える事ができますので、かなりお得感を感じる事でしょう。
1本500mlのビールを2本飲むと、安いスーパーで買ったとしても、300円はかかるのではないかと思います。
それが1年ですと、10万円以上も節約になりますし、居酒屋など外で頻繁に飲み会をする人は、下手をしたら100万円近く節約をする事だってできるかもしれません。
それだけお酒はお金もかかりますので、禁酒したらそのお金で旅行にでも出かけてみてはいかがでしょうか?
② お酒をやめるとキレイになる
お酒をやめる事によって、ご飯の食べ過ぎを防げますし、その結果、カロリー摂取も必然的に減るのです。
すると、ダイエット効果が大いに期待できますし、肌も綺麗にな、たくさんの良い効果をもたらしてくれるのではないかと思います。
また、アルコールの分解に無駄な栄養を取られなくて済みますので、髪の毛もキレイになりますし、一石二鳥にも三鳥にもなるのではないでしょうか?
適度な飲酒ならメリットも多いお酒ですが、過度な飲酒はデメリットを数多く引き起こしますので、不健康にならないような習慣を身に着けたいものであります。
③ お酒をやめると疲れが取れる
お酒をやめる事によって、アルコールを分解する必要がなくなりますので、肝臓の負担が減り、体も十分休む事ができ、安眠に繋がるでしょう。
すると、体に対する悪影響がなくなり、目覚めがスッキリとするはずですので、疲れも溜まりにくくなるのではないかと思います。
寝付きが悪い人だとしても、寝付きもきっと良くなり、二日酔いで翌日頭痛なんていう事もなくなるでしょう。
お酒を飲まないと寝れないという人もいるかもしれませんが、それはただ酔っ払いたくて飲むだけですので、度数の高いお酒をガンガン飲まないように要注意です。
断酒のまとめ
お酒をやめるのは初めは難しかったとしても、やめればきっとそれが当たり前になるはずですので、不健康になる前に、いち早くやめたいものであります。
もしどうしてもお酒がやめられない場合は、近くの医療機関を受診し、アルコール依存の度合いによって、通院か入院をするなどしましょう。
アルコールは適度なら血流も良くなり、体に良いと言われておりますが、飲み過ぎは体に良くないですからね。
糖分の少ない蒸留酒や、ポリフェノールの多く含まれるワインなどは体に良いですが、それも適度に飲んでこそ、その効果が発揮されるのです。
そのように、飲み過ぎてしまっては、せっかくの良い効果も全く意味がありませんので、飲酒量には要注意です。
だからこそ、お酒を飲み過ぎてしまう人は、今日からお酒の量を減らせるように努力していきましょう。
もしどうしても毎日たくさんお酒を飲みたい場合は、水分をたくさん取るようにし、「ウコン・オルニチン・しじみ」などのサプリメントを取り、肝臓の負担を少しでも減らす努力をしましょう。
ほろ酔いと泥酔は紙一重ですので、せめて快楽が苦しみに変わる前にお酒をやめ、やけ酒にならないように気を付けましょう。
1日お酒を我慢する事ができれば、2日3日と、どんどん簡単にお酒を我慢する事が出来るようになります。
これはダイエットをするにおけるランニングと、全く同じですね。
ただ、お酒を飲んで寝るのが当たり前になってるだけの場合もありますので、お酒を飲まないことを日課にしてしまえば良いだけの話なのです。
だからこそ、最初の1日目を我慢することに、より神経を集中するようにしましょう。
そうすれば、その先はどんどん楽になっていきますから。
お酒をやめたいという悩みを抱えている人は、いち早くお酒が止められる事を祈ってます。