専業主婦はデメリットが多い?
きっと、仕事を辞め、家庭に入るという夢を持っている女性も、数多く存在しているのではないかと思います。
専業主婦の割合は年々減ってきておりますが、実際には約4割もの人が、専業主婦になりたいといったデータもあります。
しかし、男性は女性に対し、専業主婦を求めていない人が多いという事をご存知でしょうか?
専業主婦を求めていない男性の本音
① 「働くのが嫌だから専業主婦になりたいのでは?」と感じる
家庭に入れば楽になるという思いから、のんびりしたいというただの甘えで、専業主婦になりたい願望を持つ人は、案外多く存在しております。
今働いている仕事がハードで大変だからという理由で、仕事を辞めたいという逃げの理由から、専業主婦になりたいと口にしている人は、女性の本音としてあるのではないでしょうか?
「専業主婦になりたい」という言葉には、そのような女性心理が隠されておりますので、男性からした場合、甘えなら絶対に反対という風に思ってしまうのではないかと思います。
プラスな理由でしたらまだ良いかもしれませんが、そのようなマイナスな理由があるからこそ、男性の本音としては、反対意見が多く出てきてしまうのでしょう。
それは、働くのが疲れたからという、ただのわがままでしかありませんので、男性目線で物事を考えた場合、納得できないのも頷けるのではないでしょうか?
よく、そのような本音をポロリと漏らしてしまうような人もおりますので、理由をこじつけて、「結局は楽をしたいからではないか?」と思われてしまうのかもしれませんね。
確かに子供がいなければやる事は少ないですし、暇で楽そうなイメージはありますので、今の時代夢見てると思われても仕方ないでしょう。
掃除、洗濯、料理、アイロンがけ、買い物など、子育てがなければ、実際には、家事に割く時間はそこまで多くはありませんからね。
憧れはあるかもしれませんが、良いのは初めだけですし、そのうち暇すぎる日常生活に嫌気がさしてしまい、そのライフスタイルに飽きてしまうのではないかと思います。
やる事がないのも精神的に疲れてしまいますし、社会から外れ取り残される気分になり、孤立感を感じる事にも繋がりますので、女性の場合、本当にそれでも良いのかを見直す、良いきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
② 専業主婦だと自分の給料だけで家族を養っていけるか不安
今の時代、中々給料も上がらないですし、手取り額も少なく、家族を夫の給料だけで賄うというのは、とても大変な事ではないでしょうか?
世帯年収が低ければ、生活費が足りなくなるという実態がありますので、奥さんにも働いて欲しいと感じるのではないかと思います。
それに、生活をする事でいっぱいいっぱいになってしまい、奥さんからしたら勝ち組かもしれませんが、生活レベルがガクンと下がってしまって、後々公開している夫婦も多いという真相があるのです。
すると、貯金もろくに出来ませんし、旅行などの贅沢も出来なくなってしまい、専業主婦の家庭は、幸せ度が下がるといったアンケート結果も、既に実証済みなのです。
今は生活費だけ家計に入れるパターンも多いですし、お小遣い制の夫は、昔と比べて年々減少してきておりますので、ダメだと思うのは当然かもしれませんね。
女性が専業主婦をしている事によって、夫はお小遣い制となってしまい、尚且つ夫のお小遣いも少なくなってしまうという事にも繋がってしまうのです。
男性の場合も女性の場合も、かつかつのお金をやりくりするのはイライラの原因となってしまい、ストレスの原因にも繋がってしまう事でしょう。
だからこそ、今は昔は時代が違うという事をきちんと理解し、人生そんなに甘くはありませんので、出来るだけ共働き夫婦を目指した方が良いのではないでしょうか?
住んでいる場所にもよりますが、旦那さんの年収が、「700~1000万円」は最低でも必要と言われておりますし、平均年収から見ますと、「約2パーセント」程の人しか専業主婦でやっていけないのが現状なのです。
世帯年収は多いに越した事はありませんし、やはり稼ぎはとても大切でありますので、目先だけではなく、長い目で見る事が重要だという事を覚えておいて下さい。
上記のような特徴がありますので、厳しい現実があるという事を、きちんと理解しましょう。
金の切れ目は縁の切れ目とも言われておりますし、世帯年収が低いと、老後の資金も全然貯まらず、将来が不安になってしまう事でしょう。
しかし働いてさえいれば、退職金が貰える企業もありますし、年金は確実にたくさん貰えるようになりますので、そういった事まで意識した選択を心がけていきましょう。
③ 専業主婦をするメリットよりもデメリットが多い
実際に一人暮らしの人は、仕事と家事を一人で両立してこなしております。
そして、家族に協力して貰っている事も多いですが、シングルマザーの人ですら、仕事と家事を両立し、尚且つ子育てまで一人で行っているのです。
上記内容に挙げられますように、協力さえすれば、専業主婦という存在は特に必要なく、共働きで十分やっていけるものなのです。
辛い厳しい意見かもしれませんが、家事はやって当たり前ですので、専業主婦という存在は、評価されにくいのでしょう。
専業主婦をしている時間は非効率であり、その分働いた方が、金銭的なメリットが大きいのです。
もちろん、働く事によるデメリットもあるかもしれませんが、共働きでも子育ては十分できますので、子供の成長を見守りたいと思い、子育てに専念したい気持ちはよく分かりますが、理想と現実を見るようにしましょう。
海外の女性で専業主婦は少ないと言われておりますし、日本でも女性の社会進出が推進されている時代ですので、働かない事はリスクがとても大きいのです。
言い方は悪いですが、奥さんがいなくても最悪何とかなりますし、一人でも十分生活できるものですので、専業主婦が必要なのは、体が大切なスポーツ選手の妻くらいという事を覚えておきましょう。
玉の輿に乗った女性なら良いかもしれませんが、そうでない場合、あなたにとってはオススメでも、夫婦にとってはオススメではありませんので、そこを勘違いしないように心がけましょう。
いかがでしたでしょうか?
男性と本音としては、上記のような事が挙げられますので、旦那さんがが良ければ誰も文句は言えませんが、世間一般の男性の声として、是非覚えておいて下さい。
次にそれを踏まえた上で、一番理想な、賢い選択方法をお伝えしたいと思います。
専業主婦は子供が幼い時だけ!
それは、子供が3歳を超えるまで専業主婦でいて、それ以降は働くという方法です。
専業主婦の1日は子供がいればとても激務ですし、子供がいなければ激ヒマになります。
そして、子供と言いましても、保育園や幼稚園に入るまでがとても大変であり、夜泣きをする赤ちゃんの時が、一番大変な時期だとされております。
赤ちゃんの時は特にそうですが、土日も休みはありませんし、365日気が休まる事はないでしょう。
それに、眠い時に起こされて睡眠が中々取れない可能性もありますので、その時期はむしろ専業主婦でいなければ、体が持たないのではないでしょうか?
専業主婦を年収換算すると?
赤ちゃんの面倒を見る働きを年収換算すると、約1,200万円と試算する事が出来ます。
しかし、子供がだんだん大きくなるにつれその額は少なくなり、家事労働単体で見ますと、年収換算しても、約200~300万円程にしか試算されません。
これは旦那が一切何も手伝わなくて良い場合の試算になりますので、互いに協力をし合えば、約100~150万程にしかならないのです。
それに、子供は3歳までにより多く愛情を注いだ方が良いとされておりますので、その時期にだけ専業主婦でいれば、特に問題はないでしょう。
子供の近くにいてあげたいという気持ちはよく分かりますが、子供が大きくなるにつれお金もかかるようになりますし、だからこそ子供が3歳を超したら、働いた方が断然良いのです。
専業主婦は昔の話!
パートも良いかもしれませんが、有給も使えますし、社員の方が給与面などを見てもメリットが多いのです。
産休や育休を使えたりと、色々と融通の利く仕事だと尚良いかもしれませんね。
先程も言いました通り、手取りの額や将来の年金受給額も大きく変わってきますので、時短勤務でも構いませんので、社員で探すのがベストでしょう。
20代、30代、40代、50代と、年齢を重ねれば重ねるほど、社員として雇ってくれなくなりますので、なるべく早いうちに社会復帰できると良いのではないかと思います。
少なくとも、子なし専業主婦はほとんど意味ありませんので、せめて子供を産んでからにしましょう。
夫婦で話し合いをしっかりと行い、きちんとした対策を取らなければ、ケンカや離婚の原因になりかねませんので、きちんとした対処法を取るようにしましょう。
まだ結婚していない彼氏、彼女のカップルの場合も、結婚を意識している場合、将来を見据えた計画を、事前に話し合っても良いかもしれませんね。
今は昔と違い、女性も働く時代ですし、女性も働きやすい環境が整いつつある為、専業主婦の割合は、だんだん減ってきているのが実情であります。
仕事を続けるのも辞めるのも自由ですが、メリットとデメリットをきちんと考えた上で、判断するようにしてみて下さい。
今後はもっと、専業主婦の肩身が狭い時代に突入してきますので、幸せの形は様々ですが、お金など悩みの原因を作らないよう、きちんと考えていきましょう。
少し頑張るだけで生活水準はグンと上がりますし、何よりもより幸せな結婚生活を送る事が出来るのではないかと思います。
専業主婦だと離婚後のリスクも!
今の時代、3組に1組は離婚をしております。
だからこそ、仮に今いる旦那さんと離婚してしまった場合、無職では奥さん側のリスクも非常に高い為、万が一の事までしっかりと考えた上で、選択するように心がけましょう。
また、現在婚活をしている人の場合は、婚活の際に、「将来専業主婦になりたい」と言う人は、結婚したくないと思われて脈なしになってしまう恐れがあります。
だからこそ、婚活をしている女性の場合、言葉にするとドン引きされる可能性もありますので、注意が必要であります。
専業主婦になって欲しいと思う人は少ない為、結婚後に反対されて離婚してしまわないよう、まずはきちんとパートナーの方と、話し合いを行ってみてはいかがでしょうか?
専業主婦になるにしてもならないにしても、幸せな結婚生活を送れる事を祈ってます。