料理の味付けを変える旦那の本音とは?
せっかく一生懸命料理を作ったのにもかかわらず、毎回のように味を変えられてしまった場合、ついイラっとしてしまう事でしょう。
それと同時に悲しい気持ちにもなってしまい、ショックを受けてしまう事もあるのではないかと思います。
しかし、その夫の心理を事前に知っておく事によって、イライラ対策やストレス対策に繋がるのではないでしょうか?
料理の味変をする旦那の理由
① 男性は濃い味の料理が好きだから
女性は薄味好きな人が多いですが、男性は女性と比べて濃い味が好きな人が多いという事が、根本の理由として挙げられるでしょう。
だからこそ奥さんが料理を作る場合、その女性基準の味の濃さとなってしまう為、少し物足りないと感じてしまっているのかもしれませんね。
しかし、人は年齢を重ねれば重ねる程、どんどん薄味好きに変化していくものですので、今はそっとしておいてあげましょう。
誰かに相談したくなる気持ちも分かりますが、そのような原因をきちんと理解する事が、対処法と言っても過言ではありませんからね。

② 元々料理の味を感じにくい体質だから
タバコを吸う人は特に味覚が変わると言われておりますし、タバコを吸わない人だとしても、味に鈍感な人は数多く存在しております。
しかし、これは味覚音痴なのではなく、味覚障害とも言われており、誰もが発症する可能性を秘めておりますので、注意が必要であります。
舌の上には、味蕾(みらい)と呼ばれる、食べ物の味を感知する器官があり、その細胞は1ヶ月毎に生まれ変わると言われております。
それは主に亜鉛によって作られるのですが、ストレスや栄養不足で亜鉛不足になる事によって、上手く味蕾(みらい)が構成されずに、味が鈍感になると言われているのです。
③ 母親の作った味の料理を本能的に求めているから
性格や人格もそうですが、味覚も3~5歳くらいまでには、ほとんど決まると言われておりますので、小さい頃に形成された味の好みは、中々変わらないのです。
だからこそ、口に合う合わないが出るのは仕方のない事であり、価値観や味覚の違いは、誰もが違うと思っておいた方が良いでしょう。
人によっては、なぜ味変をするのか分からないという人もいるかもしれませんが、味噌汁の味1つでも、入れる具材や味付けなど、家庭の味というものがありますので、それに慣れてしまっているのかもしれませんね。
小さい頃の食で味覚は育ってきておりますので、好き嫌いがあったり、好みの味が違うのは仕方ありませんので、味変している調味料が好きという事もありますが、その人には味の好みがあるという事を覚えておきましょう。

④ 料理の味変を楽しみたいから
これは、ラーメンを少しずつ味変しながら楽しむのと同様、色々なバリエーションの味を楽しみたいという本音があるのではないでしょうか?
味はもちろん美味しいのですが、同じ味に飽きてしまう為、自分流に少しずつ、味に変化を持たせているのではないかと思います。
「塩」、「コショウ」、「ソース」、「しょうゆ」、「ポン酢」、「ケチャップ」、「マヨネーズ」、「七味唐辛子」、「ドレッシング」、「焼肉のタレ」、「チリソース」など、色々な調味料がありますからね。
だからこそ、より最後まで美味しく食べる為にも、味付けを変えてしまっているのかもしれませんね。
⑤ その日の気分によって食べたい味があるから
今日は何だか辛い味付けのものを食べたかったり、こってりしたものを食べたかったりと、様々な日があるのではないでしょうか?
仕事が忙しくてストレスが溜まっていれば、それだけ体も栄養を欲していますし、本能的に味付けを変えてしまいたくなる日は、誰もがあるのではないかと思います。
だからこそ、その日の体調によって食べたい味は左右されてしまうものですので、嫌だと思うかもしれませんが、少し多めに見てあげましょう。
もちろん、食べる前に味変をされたら失礼であり、マナー違反の行為ではあるかと思いますが、体が本能的に欲しているという事ですので、そのように考えるのもイライラいを抑えるポイントであります。
いかがでしたでしょうか?
旦那さんが料理の味付けをすぐに変えるという、体験談やエピソードをお持ちの方も、多数存在しているのではないかと思います。
しかし味変をする旦那さんには、上記のような共通の特徴がありますので、不快感を覚えるかもしれませんが、なるべく不満を口に出さず、我慢をする事も大切でしょう。
一口食べた後でしたらまだしも、一口も食べずに味変をされてしまうのは、ドン引きしてしまい、許せないと感じる事もあるかもしれません。
せっかく頑張って作ったのにもかかわらず、勝手に料理をアレンジされてしまうのは、ムカつくと思ってしまい、つい怒るような事もあるのではないかと思います。
手料理に対する本音とは?
しかし共通して言える事は、奥さんの作る料理がマズい訳ではなく、「妻の作る料理は美味しい」と感じる事が大半なのです。
だからこそ、苦労して献立を考えたからこそ、「一生懸命作ったんだからそのまま食べて欲しい」という気持ちはよく分かりますが、味を全否定されたり、ケチや注文をつける訳でなければ、許せる大きな心を持つようにしましょう。
上記にように、悪気がない事が圧倒的に多い為、不愉快かもしれませんが、あまり気にしない事が、結婚後に夫婦生活を上手くいかせるテクニックであります。
自分の価値観を押し付けず、細かい事は気にしないようにし、諦める事がより良い解決方法ですので、幸せな悩みだと思って、それを受け入れるようにしましょう。
毎回毎回味を変えられるのは、作り甲斐もなくなってしまうかもしれませんが、それをあなたが食べる訳ではありませんので、そのようにプラスに思うのがポイントであります。
しかし、味がイマイチで文句を言うのは、作ってくれた人に対して失礼ですので、そのような男性の場合は、感謝の気持ちを忘れずに、奥さんに対して優しくアドバイスしてあげましょう。
言い方を優しくする事によって、きっと奥さんも調理方法を変えてくれるかもしれませんし、今後は味変しなくても済むようになるかもしれませんからね。
旦那さん側ではなく、奥さん側の本音としては、腹が立つという反面、健康面が心配という声も多い為、その優しさも感じ取るようにすれば、より上手くいくのではないでしょうか?
何よりも、男女共に思いやりを持って行動する事が、夫婦円満の秘訣ですので、相手が取る行動の意味をよく考え、夫婦生活を送っていきたいものであります。

たとえ旦那さんが料理の味付けを変えてしまったとしても、ケンカする事なく、仲良く過ごせる事を祈ってます。