野球部が就活に強い理由とは?
学生時代、部活をやっていた人や、部活をせずにバイトをしていた人など、色々な人が存在するのではないかと思います。
しかしタイトルの通り、野球部だった人は、就職の際にとても有利に働く事が多いようなのです。
部活には、バスケ部、サッカー部、卓球部、テニス部、軽音楽部など、様々な部活があるかと思いますが、その中でも野球部の印象はかなり良いとされている事をご存知でしょうか?
野球部が就活に強い3つの理由
① 野球部は、上下関係がしっかりとしており、礼儀正しいから
礼儀正しいという事は、社会人として企業が求めている人物像にピッタリと当てはまっています。
野球部は縦社会であり、特に上下関係が厳しいからこそ、正しい敬語が使えたり、挨拶が出来たり、気を遣えるような人も、数多く存在しているのです。
それを、野球部時代にしっかりと身に付けているからこそ、社会人になってからも、それを当たり前のように行う事が出来るのです。
先輩、後輩の関係性がきちんと構築されているという事は非常に大切であり、社会人になってからも役立つのではないかと思います。
そして、声も大きくハキハキしているからこそ、面接の際も好印象なのではないでしょうか?
ハキハキ話す事によって、面接試験をより有利に進める事ができる為、受験の際にも、そのスキルが役に立つのではないかと思います。
社長さんにアンケートを取りましたところ、スキルや技術ももちろん大切ではありますが、まずは社会人として、誠実でやる気がある人の方を、好んで採用するといったデータがあります。
いくら初めは能力が低かったとしても、やる気があって誠実な人であれば、すぐに能力は身に付きますので、まずはその人の性格を見ているのですね。
② 野球部は、厳しい練習に耐えてきている為、根性や忍耐力があるから
今の若い人は、怒られ慣れていないと言われていますし、少し怒られただけで会社を辞めてしまう人も、案外多く存在するでしょう。
それは企業にとって、再度要員を採用し直さなければならない為、マイナスな事でしかないのです。
しかし、少し残業があっただけで、ブラック企業だと言い始めるような人も存在しますが、野球部の人でしたら、辛い練習を数多く経験しておりますので、「多少の残業も苦ではないのでは?」と、イメージ的に思われ、企業ウケが良いのです。
また、部活で怒られ慣れている為、少しの事ではへこたれない精神を持っており、気力や体力があると心理的に思われているのではないでしょうか?
いくらスキルや技術力があったとしても、根性のない人でしたら、会社にとっては迷惑な存在でしかありませんからね。
社会で辛い事があっても、乗り越えていけるような人でなければ、内定を出す企業にとってはきっとリスクでしかないでしょう。
だからこそ、辛い事が多かったのにもかかわらず、長年辞めずに続けて来られたという事は、それだけでプラスな評価に繋がる訳なのです。
そういった理由があるからこそ、野球部だった人を中心に、部活をやってきた運動部の人を好んで採用する傾向にあり、推薦もされやすく、進路も決まりやすいのです。
③ 野球部は、チームプレイを経験している為、協調性があるから
これは、野球部以外の部活でも当てはまるかもしれませんが、複数名で行うスポーツは、同じ目標に向かって仲間たちと練習を、汗水流して頑張ってきたのではないかと思います。
すると、コミュニケーション能力も必然的に磨かれてきますし、自分本位ではなく、チームの為にという犠牲の心が養われるのです。
社会人になってからも、会社の為にというシチュエーションは、変わりはありません。
だからこそ、自分勝手な人ではなく、周りの人と創意工夫を図り、問題を解決していく人の方が好まれるのは、一目瞭然でしょう。
協力し合う事によって、目標達成もしやすくなり、会社にとって必要不可欠な人になるのではないかと思います。
また、リーダーとして引っ張っていくような人も多く現れる為、将来の会社を背負って立つ人が数多く、そのような人材を企業が欲しがるのは当たり前でしょう。
バイト経験は少ないかもしれませんが、勝ち負けを経験したり、仲間と目標に向かって頑張るという事は、非常に重要な事なのです。
だからこそ、体育会系の人達が就職に強いのは嘘ではなく、本当と言えるのではないでしょうか?

いかがでしたでしょうか?
野球部が就職に有利で強い理由が分かってもらえたのではないかと思います。
上記内容から、学生時代に野球部だったという事はとても大きな事であり、企業が欲している人物像なのであります。
もちろんスポーツの上手い下手はあるかもしれませんが、実際にはそんな事は全く関係ありませんので、甲子園に行ってプレーをしたなんていう肩書はなくても、全然問題ないのです。
あくまでも、そのような事を体験をしてきたのか、してきていないのかが関係してくるのです。
だからこそ、たとえレギュラーではなかったとしても、そんな事は全く気にする必要はないでしょう。
若い時に辛い経験をする事は大切?
野球部時代に体験してきた事は、一生の財産となりますので、若いうちに辛い事を経験する事は、この先きっと糧になるでしょう。
たとえ勉強が出来る人であったとしても、社会人になれば、その能力が全て生かしきれる訳ではありませんよね?
もちろん国語力や数学力のある人などは、社会に適応できる能力も兼ね備えているのではないかと思います。
しかし、社会や理科、英語などが出来るからといって、その専門職に就く事が出来なければ、あまりその学力を有効活用する事は出来ませんよね?
だからこそ、たとえ勉強が出来なかったとしても、根気や意欲のあるような人の方が、会社にとっては必要な人材なのです。
そしてスポーツをやっている人程、コミュニケーション能力も高い人が多い為、社会を生き抜いていくにあたり、そのような人達の方がより適任なのではないでしょうか?
いくら頭が良かったとしても、コミュニケーション能力がないような人は、宝の持ち腐れになってしまいますし、その会社でも浮いた存在になってしまいますからね。
野球は人の心を育てる事ができる?
それだけ野球を行うという事は、大事な要素を学んでいる事に繋がっているのです。
もちろん野球部以外にも、他の部活でも何の問題もありませんので、スポーツを行う事には、きちんとした意味があるのですね。
ただ野球部の人は、上下関係が厳しそうという、世間一般のイメージが良いだけの話なのです。
そして個人スポーツとは違い、チームスポーツである為、仲間意識も強く、協調性のある人が多いといったイメージがあるのですね。
だからこそ、これから何の部活に入ろうか悩んでいる人の場合、就職の事まで視野に入れて、野球部に入ってみるのも良いかもしれませんね。
しかし、他の部活でもやらないよりは全然マシですので、何かしらの部活に入る事は、もしかしたら大切な事かもしれません。

まとめ
最後になりますが、野球部は就職先が決まりやすく、最強の部活と言っても過言ではありません。
そして実際のプレイヤーではなく、マネージャーもイメージ的には良いとされておりますので、女性の場合も、野球部のマネージャーとして入る価値はあるのではないでしょうか?
そうする事によって、何かの資格を取るのと同様、それが一つのブランドになるかもしれませんから。
社会人になってから必ず役立ちますので、何の部活に入ろうか迷っている学生の人は、是非参考にしてみて下さい。

野球部だとしても、野球部ではなかったとしても、より良い企業に就職できる事を祈ってます。