腕枕は正直しんどい?
きっと、毎日のように腕枕をしながら寝ているカップルや夫婦も、数多く存在しているのではないでしょうか?
しかし、男性側だけではなく女性側も、腕枕は正直しんどいという本音を抱えている人が多いようなのです。
そこで今回、腕枕は正直しんどいという本音を、男女別に見ていきたいと思います。
腕枕がしんどい女性の本音
① 腕枕をされると、相手に気を遣うから
腕枕をされるのはもちろん嬉しいですし、出来ればずっとして欲しいという気持ちはあるのですが、何よりも相手に対して気を遣ってしまうのです。
だからこそ、肉体的にしんどいのは男性の方なのですが、精神的にしんどいのは女性の方と言っても過言ではないでしょう。
「頭が重いのではないか?」、「全体重をかけて大丈夫なのか?」と常に気を遣ってしまいますので、逆に集中して眠れないという人も多いのではないかと思います。
そのように、寂しいから甘えたいという気持ちはあるのですが、落ち着かないといった理由で、出来れば普通に寝たいという人は、案外多いのではないでしょうか?
② 腕枕をされると、正直寝にくいから
腕枕は、普通の枕と違って違和感がありますし、バランスが悪いからこそ、頭の位置が不安定で、寝づらいのではないかと思います。
特に、普段柔らかい枕を使用しているという女性は、腕枕は硬いから安眠できないという人も多く、逆に居心地が悪いと感じてしまう事でしょう。
寝返りも打ちづらいからこそ、熟睡できないですし、普通に寝た方がぐっすり眠れるという気持ちは、正直な感想ではないでしょうか?
それに、腕枕の高さが高すぎると首元のシワの原因にも繋がってしまいますし、余程フィットした腕でなければ、寝にくいのは当たり前かもしれませんね。
③ 腕枕をされると、首が痛くなるから
腕枕をされると、初めは良かったとしても、次第に首が痛くなって辛いと感じるのではないかと思います。
男性の腕も疲れてくるかと思いますが、女性の首も案外疲れてくるものであり、時間と共にしんどいと感じてしまう事でしょう。
すると、肩こりや首こりの原因となってしまいますので、朝起きても何だか体の疲れが取れないという体験談をお持ちの方も、案外多いのではないでしょうか?
腕枕は腕の骨で頭を支えている為、血管が圧縮されて血流が悪くなってしまいますので、やはり柔らかい普通の枕の方が、気持ちいいと思うのは当然ではないかと思います。
④ 腕枕をされると、寝癖がつくから
腕枕をされると、普通の枕のように安定しておりませんので、髪の毛を何度も強く押し付けることになってしまい、その結果、寝癖が付きやすくなってしまうのです。
普通の枕であれば、寝癖はそこまで付きにくいのですが、腕枕の場合ですと、通常の2~3倍程、寝癖が付きやすいとも言われておりますので、注意が必要でしょう。
女性の場合は特に、毎朝髪型をセットするのに時間がかかりますので、困るは当たり前ですし、寝癖がつくというデメリットがあるという事を、きちんと覚えておきましょう。
そのように、朝は1分1秒を大切にしたいと思う気持ちが強い為、その寝癖に無駄な時間を取られることによって、時間的なしんどさがのし掛かってしまうのではないかと思います。
⑤ 腕枕をされると、途中で起きてしまう可能性が高いから
腕枕だと安眠できない為、何度も途中で起きてしまう人も多いのではないでしょうか?
それに、距離が異常に近い為、相手のいびきや歯ぎしりがうるさいという意見も多く聞かれ、その結果、熟睡できないという流れに繋がってしまうのですね。
寝息や鼻息のボリュームが大きい為、一度起きると中々寝付けないというエピソードも数多く、それだけしんどい思いをしている人も多いという実態があるのです。
だからこそ、初めは良かったとしても、時間経過と共にしんどいという気持ちの方が勝ってしまうという、何よりもの証拠ではないかと思います。
次に男性側の意見を見てみましょう!
腕枕がしんどい男性の本音
① 腕枕をすると、腕がしびれるから
これは当たり前のことではありますが、朝まで女性を腕枕し続けるのは、肩の痛みも発症し、相当ハードで大変なことではないかと思います。
重い頭を支え続けるのは厳しく、肉体的になかり負担がかかってしまいますので、どれだけ筋肉自慢な男性だとしても、朝まで耐えるのは辛いしキツいでしょう。
また、腕を長時間圧迫されると、「ハネムーン症候群」という、腕の神経麻痺になる恐れがありますので、我慢をし続けないよう要注意です。
腕の痛さに耐え続けてしまうと、最悪の場合、一生手のしびれが残ってしまうという可能性もありますので、しんどいからと言って我慢し、見栄を張り続けるのだけは絶対に避けましょう。
② 腕枕をすると、相手を起こしてしまう可能性が高いから
腕枕をするのは良いのですが、いざキツくなってやめようと思ったとしても、女性が先に寝てしまった場合、相手を起こしてしまう可能性が非常に高いのです。
その結果、起こされて不機嫌になり、その後ケンカになったりと、なぜかこちら側が悪くなってしまう可能性もありますので、色々と面倒でしょう。
しかし、彼女を起こしてしまわないようにと、朝まで我慢し続けるのもしんどいですし、どちらにしてもマイナスな要素しかもたらさないのです。
だからこそ、相手が寝てしまってからでは腕を解放させる事ができないからこそ、腕枕は正直辛いと思うのかもしれませんね。
③ 腕枕をすると、寝返りが打てないから
腕枕をすると、女性側はいくらでも寝返りが打てるのですが、男性側は寝返りは全くできないからこそ、しんどいと思うのは当然の事ではないかと思います。
ずっと仰向け状態で、うつ伏せになる事はできない為、体にとって大きなストレスになる事は、間違いないでしょう。
そのように、ずっと同じ体勢を取り続けなければならない為、体の一部分に負荷が集中し、疲れが取れないのではないでしょうか?
姿勢がキツいからこそ、安眠できず、疲れて睡眠不足になってしまうという、負の循環をもたらしてしまいますので、腕枕をするのは、正直しんどいと感じてしまうのですね。
④ 腕枕をすると、自分の臭いが気になるから
人によっては、口臭が気になる人や、ワキガなどの体臭が気になる人も、案外多く存在しているのではないかと思います。
人は寝ている間に、1リットルもの汗をかくと言われておりますので、汗臭さが気になるのは当然の事でしょう。
また、いびきをして口呼吸になると、夜にきちんと歯磨きをしていたとしても、朝方は嫌な息の臭いが漂ってしまうのではないでしょうか?
そのように、好きな人との腕枕を我慢してでも、なるべく嫌われたくないという思いが強いからこそ、できれば1人1人別で眠りたいと思うのかもしれませんね。
⑤ 腕枕をすると、暑苦しいから
腕枕をすると、体同士が密着している為、とても暑苦しいと感じるのではないかと思います。
夏の腕枕は特に、できれば離れて涼しくなりたいと思うのは当然ですし、好きの気持ちよりも、暑さ対策の方が優先される心理となるのは、当然の事でしょう。
それに冬の場合だとしても、初めは暖かくて良いかもしれませんが、人の体温は平均36℃ありますので、冬でも暑苦しさを覚えることに、変わりはありません。
だからこそ、男性側は息苦しい状況だとしても自らコントロールできないですし、背丈が一緒くらいだと、呼吸もしづらい為、暑苦しいと思うのは当たり前かもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
付き合いたての恋人や、新婚夫婦の場合は特に、腕枕をしてスキンシップを図る場面も多いのではないかと思います。
しかし、そのようにまだ一緒になって日が浅い人程、腕枕は正直しんどいし面倒くさいという意見を直接伝えられないというのは、あるあるエピソードではないでしょうか?
男女共に、腕枕が好きという人の割合はとても高いのですが、それに比例して、上記内容の通り、実は苦手な人も多いという真相があるのです。
それに、中々キツいとは言い出しにくいですし、その場の雰囲気が悪くなってしまう可能性もありますので、案外我慢してる人が多いという実態があるのですね。
腕枕はいつすれば良い?
腕枕の一番良い方法は、いちゃいちゃの時だけに限定する事です。
眠りにつくまでは、いくらでも腕枕をしても良いのですが、本格的に眠りに付く時は、別々の布団やベッドで寝るように心がけていきましょう。
腕枕をしたままの体勢で寝たくなる気持ちはよく分かりますが、後々疲れることになってしまいますので、いちゃいちゃの時間だけで終わらせるのがコツと言えるでしょう。
朝まで腕枕をし続けるのは、男女共に無理がありますので、現実的に考えて、できるだけ短時間で終わらせたいものであります。
しかし、どうしても寂しいという場合は、手を繋いで寝るのがポイントですので、是非そういった対策をしてみてはいかがでしょうか?
腕枕のまとめ
腕枕をするのは、くっつくことや甘えることが出来る為、とても幸せな時間ではないかと思います。
人は好きな人と抱きしめ合っている時が、オキトシンという幸せホルモンが一番出ると言われておりますので、嫌いな人はいないと言っても過言ではないでしょう。
それに、ギュッと抱きしめる行為は、相手の温もりを感じることが出来ますので、男女共に居心地が良いと感じる事間違いなしでしょう。
特に寒い冬の日は、とても気持ちがいい為、好きな人とギューッとくっついていたいという人も、数多く存在しているのではないかと思います。
筋肉質な男性に腕枕をしてもらうのは、包容力を感じられる為、羨ましいと思う人も多く、女性の理想で憧れるシチュエーションではないでしょうか?
また、男らしさをアピールするチャンスでもありますので、つい頑張って張り切ってしまう男性も多いのではないかと思います。
しかし、毎日のように腕枕をしてもらうのは、正直ありがた迷惑に感じる女性も多く、あり派・なし派と、賛否両論分かれるのではないでしょうか?
逆に、男性の場合も、ゆっくりと寝かせて欲しいと感じる人も数多く、本当は別々の布団やベッドで、ゆっくりと眠りたいという意見も多いという実態があるのです。
だからこそ、ギューをしながら寝るのは安心するかと思いますが、好きな格好で寝るのが一番というのが正直な感想ですので、理想と現実をわきまえるように心がけていきましょう。
ボディタッチやキスもしやすいですし、距離感が近いからドキドキするシチュエーションではありますが、迷惑にならないよう、まずは相手の本音を確かめることから始めてみてはいかがでしょうか?
互いに辛い思いを我慢することなく、幸せな腕枕ができる事を祈ってます。