パクチーの好き嫌いの割合とは?
人によっては、一切食べられないような人もいるのではないかと思いますが、その逆で、パクチーが一番の大好物だという人も多数存在する事でしょう。
しかし、割合的に見てみますと、男性は約9割、女性は約7割もの人はパクチーが苦手だと回答しているのです。
パクチーに好き嫌いが多い理由は?
その理由は、パクチーを食べられるか食べられないかは、生まれた時に決まっているからなのです。
それは一体どういう事なのかと言いますと、食べられるか食べられないかは、その人の遺伝子で生まれつき決まっているのです。
パクチーが食べられない人は、よく「カメムシみたいな味がする」と言いますが、それはまさにその通りであり、遺伝子レベルで体がそう感じるように出来ているのです。
パクチーは不思議な食べ物ですので、カメムシに含まれている成分と全く同じ、「OR6a2」という成分が含まれております。
だからこそ、虫を食べているみたいという錯覚を、本能的に脳が認識してしまいますので、生理的に無理だと思ってしまい、気持ち悪いから食べられないという人が存在してしまう原因となるのでしょう。
パクチーが苦手な人は生理的に無理?
それこそが、パクチーの好き嫌いがはっきりとしている一番の理由であり、合う人には合うが、合わない人には全く合わないのかもしれませんね。
パクチーが食べられないという人は、昔からの名残で、カメムシを敵だと認識してしまうからこそ、そのトラウマから、食べ物と認識しづらいように出来ていると言われております。
しかしパクチーが美味しいと感じる人には、その「OR6a2」という成分をカメムシのような嫌な味ではなく、とても美味しい味と脳が感じるように出来ているのです。
だからこそ、パクチーを美味しいと感じる人には差があり、パクチーが好きな人はすごい好きですし、嫌いな人はすごい嫌いなのですね。

パクチーの好き嫌いは両極端!
その為、パクチーが食べられる大好きな人から見た場合、美味しいのに食べられないという理由から、「パクチー嫌いな人は人生損をしている」などという発言をしてしまうのでしょう。
ただその逆で、パクチー嫌いな人は、拒否反応がするし、あり得ないという理由から、「パクチー好きだったらカメムシも食べられるの?」などといった挑発的な発言を、互いにしてしまう傾向にあるのです。
食べはするけど、中途半端に食べられる、好きでも嫌いでもないという中間レベルの人はあまりいないはずですし、嫌いな人は拒絶しまう程嫌いでしょう。
しかし、味覚や嗅覚は人それぞれですので、互いに好みを押し付ける事なく、その場の雰囲気が悪くなり、不快な思いをしないように心がける必要があるのではないでしょうか?
パクチーの好みは人それぞれ!
これは遺伝子レベルの話ですので、パクチーの良さが分かり合えなくても、ある意味仕方はないでしょう。
これはパクチーだけに限らず、他の食べ物においても同じ事が言えますが、普通の人が美味しいと思っているのにもかかわらず、なぜか食べれないといった食べ物が、誰にでも1つや2つはあるのではないでしょうか?
好き嫌いが全くない人なんて、ほとんど存在しないのではないかと思いますが、それは遺伝子が関係していますので、中々好き嫌いを克服する事は難しい事なのです。
しかし、いくら遺伝子で決まっているとはいえ、人間は環境に適応していこうと遺伝子は次第に変化しますので、パクチーを食べ続けていれば、いつかきっと食べられるようになるのではないかと思います。
だからこそ好き嫌いを克服する為にも、何度も繰り返しパクチーを食べ続け、遺伝子を環境に慣れさせる事さえ出来れば、好き嫌いを0にする事も可能と言っても過言ではないでしょう。
パクチーは何語?
パクチーという言葉はタイ語であり、中国語は「シャンツァイ」、英語では「コリアンダー」と呼ぶそうです。
匂いが苦手で、味も美味しくないと感じるかもしれませんが、それは万国共通と言われておりますので、嫌いと感じるのは、日本人だけではなかったのですね。
においが臭い(くさい)と感じ、吐き気を催す人もいるくらいですので、それだけ好き嫌いの差が激しい食べ物なのかもしれませんね。
しかし、エスニック料理ブームもここ最近流行しており、パクチー女子(パクチスト)という、別盛りでパクチーを追加注文するような、ドはまりしている中毒性の高い人達も、最近では増えてきているようです。
パクチーは、不味いから無理と思う人も多いかもしれませんが、好きになったらとことん好きになるようですので、その美味しさをいつかは理解したいものであります。

パクチーは栄養抜群!
無理して好き嫌いを克服させる必要はないですが、栄養をバランス良く取る為にも、好き嫌いをなくしていきましょう。
パクチーは、ビタミン類を中心とした栄養が豊富に含まれており、肌にも良いですし、血液もサラサラになりますし、アンチエイジングにもなるという、美容効果を求める女性にとっては、非常に嬉しい食べ物なのです。
効能は他の野菜と比べても高い傾向にありますので、フォーやトムヤムクンなどのタイ料理を家で作るのは難しいかもしれませんが、サラダに入れるなどし、色々なレシピを試してみても良いかもしれませんね。
遺伝子レベルの問題であったとしても、遺伝子を書き換える事はいくらでも出来ますので、苦手だったとしても、慣れさえすれば案外ハマる人も続出するのではないかと思います。
仮にパクチーが食べられない人であったとしても、味付けとして、調味料やドレッシングを色々混ぜる事によって、独特の香りや、味のクセが消える可能性もありますので、好き嫌いを克服をする為にも、是非参考にしてみて下さい。

パクチーを食べられるようになり、少しでも人生得する事を祈ってます。