赤ちゃんの性別は産み分けは可能?
妊活中の人の場合、男の子の赤ちゃん欲しい・女の子の赤ちゃんが欲しいなど、様々な意見があるのではないでしょうか?
元気に産まれてきてくれればどっちでも良いのですが、少しでも可能性が高まる知識があるに越した事はないでしょう。
100パーセント産み分けるという事は基本的には無理なのですが、今回、その都市伝説の嘘・本当について検証していきたいと思います。
赤ちゃんの性別を左右する要素
① 性行為のタイミングは本当の迷信
排卵日当日に性行為をする事によって、男の子の赤ちゃんが生まれる確率が高くなり、排卵日の2~3日前に性行為を行うと、女の子の赤ちゃんが生まれやすいとされているのです。
これは、排卵日の前と当日では、膣内の酸性濃度が変わる事が一番の理由とされており、排卵日当日は、膣内は酸性からアルカリ性に変化するからのです。
性別が決まる基準は、卵子が、X精子とY精子のどちらの種類と受精するかによって決まり、【卵子+X精子=女の子】、【卵子+Y精子=男の子】となります。
しかし、X精子は酸性に強くアルカリ性に弱いのですが、Y精子はアルカリ性に強く酸性に弱い為、性行為のタイミングは性別を左右する理由の1つとされているのですね。
② 性行為の気持ち良さは本当の迷信
女性がオーガズムを感じるような、濃厚で気持ち良い性行為を行うと、男の子が生まれやすく、淡白な性行為をする事によって、女の子が生まれる確率が上がるとされております。
これは、女性が気持ち良い性行為を行うと、子宮頚管からアルカリ性の液体が分泌され、子宮内が弱酸性からアルカリ性に変化するからなのです。
先程の、排卵日当日の膣内が、酸性からアルカリ性に変化するという内容と、非常によく似たような事が言えるのではないかと思います。
要するに、2種類の精子のうち、どちらの精子が卵子にたどり着きやすいかという確率が、男女を左右するというものなのですね。
③ 女性のあそこの匂いは本当の迷信
女性のあそこの匂いがきつくなく、無臭に近い場合は男の子が生まれやすいとされており、あそこの匂いがキツい場合は女の子が生まれやすいと言われております。
これも①、②のように酸性かアルカリ性かが関係しており、酸性に近いと酸っぱい臭いがし、アルカリ性に近いとあまり臭いはしないのです。
遺伝による部分も大きいかもしれませんが、食生活によっても匂いは変わりますので、日頃食べるものによっても、体はアルカリ性・酸性に変化していくものなのです。
人によって食べ物の好き嫌いがあるかと思いますが、魚や野菜中心の生活だとアルカリ性に、肉食が中心だと酸性になると言われておりますので、1つの参考にしてみて下さい。
④ 性行為時の体位は本当の迷信
射精時に深い体位でのフィニッシュは男の子、射精時に浅い体位でのフィニッシュは女の子が生まれやすいとされております。
深ければ深い程、酸性である膣内をなるべく避けて精子を届ける事ができる為、男の子の産み分けには子宮に近い、より深い部分での射精が大切なのです。
また、正常位でのフィニッシュだと男の子が生まれやすいとも言われており、重力の関係もあり、射精後に腰を浮かせるとより可能性が高まるとも言えるでしょう。
しかし女の子の産み分けにはより浅い部分での射精が大切であり、騎乗位でのフィニッシュだと、より女の子が生まれやすくなると言われているのです。
⑤ 精子の量は本当の迷信
精子の量が少ないと女の子が生まれ、精子の量が多いと男の子が生まれる可能性が高いと言えるでしょう。
男の子の産み分けにはY精子が必要なのですが、数が多ければ多い程、その分生き残る可能性が高くなりますので、単純に数を増やす事は確率を上げる事に繋がるのです。
もちろんその分X精子の数も増えてしまうのですが、Y精子はX精子の2倍の量がありますので、精子の量が増えるとY精子の確率が上がり、精子の量が減るとX精子の確率が高くなるのです。
こういった可能性を増減させるという原理があるからこそ、禁欲をし、精子の濃さをコントロールするのが性別を産み分ける為の秘訣と言えるでしょう。
赤ちゃんの性別を左右するまとめ
赤ちゃんの性別の判断基準は、受精した精子(Y精子 or X精子)が、どちらに卵子と結び付くかによって決定されます。
男の子と女の子の違いは、Y染色体を持つ精子が卵子と結合すると男の子、X染色体を持つ精子が卵子と結合すると女の子となるのです。
だからこそ、基礎体温を測り、排卵日検査薬を購入し、まずは排卵日を把握する事が何よりも大切と言えるでしょう。
そして、その他にも努力次第で可能性を上げる事は可能である為、1つでも多くの項目を試してみてはいかがでしょうか?
ややこしいかもしれませんが、上記内容は理論的に説明する事ができますので、全てを実行出来れば、きっと確率は上がるのではないかと思います。
絶対はありませんが、50パーセントの確率が、80パーセントくらいにまで上昇する事はあると言われておりますので、気になる人は一度実践してみて下さい。
【男の子の赤ちゃんが欲しい場合】
・子作りの前は肉食を心がける
・排卵日当日に性行為を行う
・性行為の体位は正常位
・なるべく深い挿入位置でフィニッシュする
・濃厚な性行為をする
【女の子の赤ちゃんが欲しい場合】
・子作りの前は魚や野菜食を心がける
・排卵日の二日前くらいに性行為を行う
・性行為の体位は騎乗位
・なるべく浅い挿入位置でフィニッシュする
・あっさりとした性行為をする
今挙げました内容は、赤ちゃんの性別に大きく左右される内容となりますので、嘘ではなく本当の要素と言えるでしょう。
しかし、中には間違った知識まで本当だと思ってしまっている人もいるかと思いますので、次に性別に関係ない嘘の要素を見ていきたいと思います。
性別の産み分けに関係ない迷信・ジンクス
① お腹の形は嘘のジンクス
「お腹が尖(とが)って前に突き出ると男の子」、「お腹が横に広がって丸みがあると女の子」という話は聞いた事のある人も多いでしょう。
しかし、科学的な根拠は全くなく、お腹の形は、その女性の骨盤の形によって決まる為、全く嘘の迷信なのです。
それに、痩せている人と太っている人よっても違いますし、お腹の中の赤ちゃんの体勢によってもコロコロ変わりますので、たまたま1/2の確率が当たっただけと言えるでしょう。
たとえ男の子だとしても女の子だとしても、赤ちゃんはどちらも人間の形をしておりますので、出っ張り型のお腹と、卵型のお腹は、全くの無関係だったのですね。
② つわりの重さは嘘のジンクス
「つわりが軽いと男の子」、「つわりが重いと女の子」と言われておりますが、その女性の体質によって変わるものですので、こちらも嘘の迷信と言えるでしょう。
人によって、吐き気が激しい人や、その場から動けなくなってしまう人もいれば、少しお腹に違和感があるくらいの人もいるのではないかと思います。
しかし、その人の仕事の環境などで変化したり、ホルモンバランスによっても左右されるものですので、その時の状況によるというのが答えなのです。
だからこそ、つわりの重さで赤ちゃんの性別を判断することなく、少しでも辛くないようになるべく安静に過ごしましょう。
③ 顔つきが変わるのは嘘のジンクス
「顔つきがキツくなると男の子」、「顔つきが優しくなると女の子」なんていう噂も聞いたことがあるのではないでしょうか?
しかし、つわりが辛い時はキツイ表情に見えますし、お腹の中の胎児が動いたら、母性本能を感じ、優しい顔つきになるのは当たり前でしょう。
人はそのような噂や定説を信じると、自然とそれが正しいと思うようになり、そういった姿にしか見えなくなるなんている事もありますので、要注意です。
風邪薬を飲むと、たとえ効果がなかったとしても飲んだ安心感で体調が良くなるのと同様、それは洗脳されているだけの可能性が高い為、きちんとした知識を身に付けるようにしましょう。
④ 退治の動きの激しさは嘘のジンクス
「胎児の動きが激しいと男の子」、「胎児の動きが大人しいと女の子」という迷信があるのではないかと思います。
しかしこちらも、男の子は活発で激しく動くというイメージがあり、女の子はおしとやかで静かなイメージがあるという事がきっかけで言われ始めたようなのです。
だからこそ、男の子でも静かな子だっていますし、女の子でも活発な子だっておりますので、あくまでもその赤ちゃん次第ではないでしょうか?
確かに男の子の方が活発な人の割合は高いイメージはありますが、科学的根拠はありませんんし、産まれてくる前は特に関係ないというのが答えなのです。
⑤ 食べ物の好みが変わるのは嘘のジンクス
「しょっぱいものやお肉が食べたくなったら男の子」、「甘いものや野菜が食べたくなったら女の子」という話もあるあるな迷信ではないでしょうか?
しかし、食べたくなるものの変化は、あくまでもホルモンバランスや、その時の状況によって変わるのが基本ですので、これも嘘の迷信と言えるでしょう。
男の子は濃い味付けが好きという事や、女の子は甘いもの好きな人が多いという事がきっかけで、おそらくそのようなジンクスが生まれたのではないかと思います。
だからこそ、迷信を信じて偏った食生活を送ることなく、生まれてくる赤ちゃんの為にも、バランスの良い食事を心がけていきたいものであります。
いかがでしたでしょうか?
こちらの内容は定番ですが、実際には科学的根拠がなく、あくまでもその人自身に左右されるものですので、占いや、気休め程度に考えるのが良いのではないでしょうか?
性別を左右させる大事な要素だと勘違いしている人もおりますが、こちらの内容はあくまでもただの噂にしかすぎませんので、注意点として覚えておいて下さい。
理論的に確率は2/1な訳ですので、当たったという人は、たまたまそういったジンクスに当てはまっただけと言えるのではないかと思います。
しかし、的中率は50パーセントな訳ですので、これを当たったと言うのは、信憑性に欠けてしまう事でしょう。
実際に色々な体験談やエピソードがあるかと思いますが、マタニティ占いや、都市伝説などには左右されず、きちんとした根拠のある迷信・ジンクスだけを信じるようにしましょう。
確率を上げる方法は様々ありますが、あくまでも言い伝えや、占いレベルでしかないものもありますので、そういった迷信を鵜呑みにしないよう、正しい知識を身に付ける事が大切なのです。
初産の人の場合は特に、赤ちゃんの性別が決まる仕組みがよく分からないかもしれませんが、今回を機に、どうやって性別が決まるのかをきちんと把握しましょう。
そして、パートナーの方ときちんと話し合いを行い、理想の妊活ができるように一度話し合ってみても良いかもしれませんね。

赤ちゃんの性別の産み分けのまとめ
年齢が若い人だとしても、高齢出産の人だとしても、その原理は変わりありませんが、細胞レベルの話なので、性別をコントロールする事は案外難しいのです。
しかし、産み分ける確実な方法はないのですが、性別を産み分けたいと思っている人は、可能性を少しでも上げる為にも、子作りの際に試してみる価値はあるでしょう。
妊娠検査薬で陽性反応が出たら、産婦人科に行けば今の時代分かる確率は高いと言えますので、気になるようでしたら直接性別を聞いてみてはいかがでしょうか?
性別の分かる時期はいつかと言いますと、早くて妊娠12週目~と言われており、通常は妊娠16週~25週、遅くても妊娠30週目くらいには分かるとされております。
性別の判断基準は、男性器が付いているかついていないかですので、女の子と言われて男の子になるケースはありますが、男の子と言われて女の子になるケースはかなりレアでしょう。
その為、検診の際に医者の言っている事が間違っている事もあると思いますが、最近は技術も発達しておりますので、3Dエコーや4Dエコーの超音波写真だとより精度も上がるでしょう。
そして、東京にある水天宮や、鎌倉にある大巧寺(おんめさま)を中心に、全国には関東・関西問わず、多数の安産祈願の神社がありますので、戌の日には安産祈願を参拝しに行きましょう。
また、胎児が安定期に入るまではなるべく安静にし、流産してしまわないよう、出産するまではなるべく安静に過ごすようにして下さい。
最新の医学でも、性別を100パーセント産み分けをすることはできない為、違う目線から見ると、とても神秘的な出来事ではないかと思います。
子は授かりものですので、希望通りにいかないからといって、失敗・成功という事はありませんので、どちらの性別だったとしても、嬉しい事に変わりはないでしょう。
だからこそ、性別の希望や本音はあるかもしれませんが、理想と現実は違うという事もありますし、どっちに確定したとしても可愛いに変わりはないのです。
しかし、100パーセント希望の性別が産まれる事は不可能ですが、少しでも確率が上がる対策として、妊活中の人は是非参考にしてみて下さい。

念願が叶い、元気な赤ちゃんが生まれてくる事を祈ってます。