好きと嫌いは紙一重?
もし今現在好きな人が居る場合、そのことわざの意味はとても気になるのではないかと思います。
どういう意味かは人によって様々な意見がありますが、色々な事例を比較検討してみると、あながち間違ってはいないと思えるのです。
※ちなみに紙一重とは、紙切れ1枚ほどの小さな差という意味らしいです
なぜ好きと嫌いは紙一重なのか?
それは一体なぜなのかと言いますと、とても信じがたい話なのですが、正反対のもの程、紙一重になる事が非常に多いからなのです。
一見真逆な事に思うかもしれませんが、案外好きの反対は嫌いではないのかもしれませんね。
だからこそ、たとえ好きな異性に今現在嫌われていたとしても、ほんのちょっとしたきっかけさえあれば、もしかしたら好きになってくれる可能性だってあるかもしれないのです。
ここで、好きと嫌いは表裏一体だと思う例をいくつか挙げてみましょう。
例えば、美味しいものと臭いものは紙一重です
納豆やくさやは本当に臭い食べ物ですが、それを好きな人だってとても多く存在しておりますし、案外食わず嫌いなだけだったというケースもあるのではないでしょうか?
くさやを食べた事のない人は、その臭さが分からないかもしれませんが、想像するよりも遥かに臭いと言われており、臭いけど美味しい、美味しいけど臭いのです。
靴下の嫌な臭いをつい嗅いでしまいたくなる心理と全く同じであり、臭いものがやみつきになるというケースは非常に多く、クセになってしまう人も多いという実態があるのです。
納豆やくさやは、外国の方は特に嫌いな人が多いかと思いますが、日本人は好きな人が多いかと思いますし、何事も慣れが大切だという何よりもの証拠ではないかと思います。
またその逆で、好きな物を食べ過ぎて嫌いになる人の割合も高く、あれだけ好きだった食べ物が食べれなくなるというエピソードをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
そのように、逆に好きだった食べ物が一気に嫌いになって、苦手意識が植えつけられるという場合もありますので、本当に紙一重と言えるでしょう。
その他で言うと、痛いみと気持ち良さも紙一重です
あなたはマッサージに行った経験はありますでしょうか?
男女共にマッサージ好きな人はとても多く存在しているのではないかと思います。
そして、行った事のある人でしたら分かる事かと思いますが、マッサージの痛さと気持ち良さはちょうど中間部分にありますよね?
これ以上強く押すと痛いが、少し弱く押すと気持ち良いという中間地点が、誰にでも必ずあるはずです。
不思議な事に、これも正反対ではなく一番近い部分に位置していますよね?
本来でしたら真逆に位置していなければおかしいのですが、一番近い位置に存在しておりますので、真逆ではないという事が分かってもらえるのではないかと思います。
他にはバカと天才も紙一重でしょう
普通の人から見て、少しおかしいなと思う人の方が、案外頭が良かったりします。
天才な人はあまり周りにいないからこそ、普通の人からしたら考え方が少し変に感じてしまうのかもしれませんね。
発想力がありすぎて、通常というルールからはみ出た事をしてしまうのです。
例えば大リーグのイチロー選手なんかはそうですが、野球選手は40歳を過ぎたら現役を引退するのが普通だと思いがちですが、天才だからこそ50歳までプレーしようなどといった発想が生まれるのです。
それに頭の良い人程、なぜかユーモアがあり、変わった人が多いような印象も受けますし、逆を言いますと、人と同じではないからこそ天才なのかもしれませんね。
人と同じ事をしていたり、常識にとらわれた考え方であった場合、他の人と同じくらいの成果しか成し遂げる事は出来ませんからね。
そして最後に、ほろ酔いと気持ち悪さも紙一重です
あなたは普段お酒を飲みますでしょうか?
お酒を飲む人であれば一目瞭然ですが、お酒をほど良く飲むと体がポカポカして、ほろ酔い気分でとても気持ちが良くなるのではないかと思います。
しかし、だからといってたくさん飲みすぎてしまうと、きっと気持ち悪くなってしまう事でしょう。
気分が良いからこそついどんどんお酒が進んでしまい、気持ち悪くなって吐いてしまった経験がある人も、きっと多いのではないでしょうか?
その境界線を把握しコントロールするのは難しいのですが、上手くお酒を飲めばとても楽しい時間を過ごす事が出来るでしょう。
そのように、あと一杯飲まなければ良いのに、あと一杯飲んでしまったばっかりに、気持ち悪さの方が勝ってしまうというケースはあるあると言えるのではないかと思います。
いかがでしたでしょうか?
今例に挙げました内容は、一見矛盾しているように思えるかもしれませんが、不思議な事に正反対のものではなく、より近い部分に位置しているのです。
磁石でいうS局とN局の、ちょうど中間部分に位置しているのですね。
そのように、ちょっとしきっかけでどちらにも逆転する事が非常に多い為、一周回って好きになるという事はもしかしたらあるのかもしれません。
だからこそ好きと嫌いは紙一重というのも、頷けるのではないでしょうか?
ここで1つ大切な事は、嫌いと生理的に無理という感情は違うという事です
愛と憎しみは紙一重と言いますが、拒絶反応が出るような生理的に無理な人は、どうあがいても好きには反転しないでしょう。
あくまでも嫌いという感情の時のみに当てはまりますので、そこを履き違えてはいけません。
好きの反対は嫌いではなく無関心ですので、気持ち悪いと思われるような場合は、気になる存在にさせる事は絶対に無理でしょう。
その裏返しの意味を勘違いしている人が多いと思いますので、嫌い=興味がある、生理的に無理=否定、だという事を肝に銘じておいて下さい。
また、恋愛において、好きな人をわざといじめてしまうのも、もしかしたらそういった心理からなのかもしれませんね。
本当に嫌いな異性の事を、個人的にいじめようとは中々思わないですからね。
だからこそ誰かから嫌われているなと感じた場合でも、ピンチはチャンスということわざの通り、言い換えるとそれは大チャンスなのです。
本当に嫌いな人というのは、相手に対して嫌いという感情が湧くのではなく、そもそも無感情な訳ですからね。
なので、たとえ気になる人に意地悪をされていたとしても、何かが少しだけ変わるだけで好きになってもらえる可能性を秘めておりますので、決して諦める事なく頑張りましょう。
もしあなたに対して興味がないそぶりをされていたとしても、ちょっとした事で好きになってもらえる可能性も十分あり得ますからね。
何よりもきっかけがとても大切ですので、自らそのきっかけを探す行動を取るようにしましょう。
嫌いと言われても最後まで諦めなければ、きっと大逆転だってあるかもしれませんからね。
例えば長年付き合っていた人の事を一瞬で嫌いになる場面もあるかもしれませんが、だからこそ逆に、嫌いと言われた後や、告白に失敗した後にどんな行動が取れるかが非常に大切なのです。
初めはとても嫌いな存在であったとしても、ふと優しい部分を見てしまい、なんだか急に気になる存在になってしまうなんていう事も多々あるでしょう。
ただ一歩間違うと大失敗にも繋がってしまいますので、しつこくしすぎないように、そこは慎重に行動していきましょう。
先程も言いましたように、ピンチはチャンスですので、その人と上手に付き合う事によって、もしかしたら振り向いてくれる事もあるかもしれませんから。
気になる人と上手くいく事を願っています。