理屈っぽい人は疲れるから嫌われる?
きっと理屈っぽい人は、あなたの周りに少なからず存在しているのではないかと思います。
しかし、一緒にいるとどうしても疲れる原因となりますし、周りから嫌われている人も多いのではないでしょうか?
ちなみに、理屈とは一体何なのかと言いますと、筋の通った考えという意味であり、合理的という意味でもあります。
また理屈っぽい人は、女性よりも、男性の人の割合が多い傾向にあると言われております。
だからこそ、彼氏や旦那さんが理屈っぽい人の場合、どのように対応すれば良いのか分からないという人も存在する事でしょう。
そこで今回、理屈っぽい人の特徴と、疲れない為の上手な付き合い方考えてみたいと思います。
理屈っぽい人の3つの特徴
① 理屈っぽい人は、白と黒の2択で物事を考える
たとえばカップルがケンカをした場合、理屈っぽい人は、白と黒の2択で物事を考えてしまう為、どうしても嫌われてしまう傾向にあります。
もちろんどちらかに必ず原因があるからこそ、ケンカになってしまう訳ではありますが、どちらか一方が100パーセント悪いと決めつけてしまいがちであるのです。
物事をはっきりさせたいという気持ちが人一倍強く、正論を言っている事に間違いはないのですが、そのような考えは女性は嫌いな傾向にあり、男性とは少し考えが違うのです。
余談ではありますが、男性は約7,000文字、女性は20,000文字もの言葉を1日に発するのですが、この数字を見ても分かるように、男女の考え方や性格というのは、顕著に違います。
1日の言葉数を見ても分かる通り、男性は無駄が嫌いでありますが、女性はそんな事はあまり気にしません。
だからこそ、どちらか一方が悪いと簡潔に考えてしまいがちであり、その結果、男性の方が理屈っぽくなってしまうのですね。
しかし、浮気をしたり、理不尽すぎたりしなければ、大抵の場合どちらかが100パーセント悪く、どちらかが100パーセント正しいという事は、ほとんどないのではないでしょうか?
考え方は十人十色ではありますが、男女共に相手になるべく合わせられるようしていきたいものであります。
② 理屈っぽい人は、完璧主義
たとえばカップルで待ち合わせをした場合、1分でも遅刻をすると怒ってしまうような、神経質な人が非常に多いのです。
そのような人は、待ち合わせ時間の10分前には必ず到着しているなど、何事も完全を求める傾向にあります。
これも先程とよく似ており、時間に遅れる方が悪く、正論を言っている事に間違いはないのですが、遅れた理由を聞き、同じ事が起きないように、時間をかけてまで解決させようとします。
理屈っぽい人は、寝たら忘れるタイプではなく、起きた理由をきちんと考え、感情で判断しないドライな性格をしておりますので、冷たい人だと思われやすい傾向にあるのです。
そして過程よりも結果を求める性格であり、自分が納得する理由が必要ですので、一緒にいると疲れてしまう気持ちもよく分かるでしょう。
また、彼氏や旦那さん以外にも、上司にも理屈っぽい人が多いのではないかと思いますが、会社は結果が求められますので、ある意味仕方のない事なのかもしれませんね。
そのような人は、「一般的には」という言葉を多く使いがちでもあり、多様性に欠け、良い悪いは別として、何事も基本に忠実に行わないと気が済まない性格をしている人でもあるのです。
上記のように、その人の職業や立場によっても関係してくるのではないかと思いますので、少しは理解できる部分もあるのではないでしょうか?
③ 理屈っぽい人は、自分の意見が正しいと思っている
人それぞれ色々な性格があるのではないかと思いますが、自分が正しいと思った事はそれを曲げようとはしない、頑固な人が多いのではないかと思います。
そして、回りくどく、冗談が通じない性格をしている為、言い方も強く聞こえてしまい、上から目線に思われるのではないでしょうか?
理屈っぽい人は柔軟性に欠け、自己主張が激しく、自分勝手でわがままな人だと周りからは思われてしまう事でしょう。
人の意見に耳を傾けようとしない子どものような性格をしている人が多く、自分の意見を丸め込もうとしてしまう為、度が過ぎると理屈っぽい人では済まず、屁理屈(へりくつ)を言う人になってしまいます。
ちなみに屁理屈(へりくつ)とは一体何なのかと言いますと、無理につじつまを合わせた論理という意味であり、理屈をこじつけて、結局は理不尽な事しか言っていないのですね。
もちろん、筋の通った考えをしてはいるのですが、それだけに留まらず、たとえば好きなアーティストや、自分の趣味までも、他人に押し付けてしまいがちであります。
良い言い方をすれば、自分の意見をしっかり持っているという事になりますが、悪い言い方をすると、人に合わせられない面倒くさい人となるでしょう。
だからこそ、理屈っぽい人は合理的である為、まだOKではありますが、度が過ぎると屁理屈(へりくつ)を言う人になってしまいますので、注意が必要であります。
いかがでしたでしょうか?
今挙げました通り、理屈っぽいと言いますと、ネガティブでマイナスなイメージがある為、モテない人も多いと思われがちかもしれません。
しかし、一見めんどくさくて苦手な人も多いかもしれませんが、見方を変えればとても合理的であり、理にかなっている部分も多く持ち合わせている可能性もあるのです。
理屈っぽい性格の対処法
それは先程言いました通り、メリットが多い事なんだと自分に言い聞かせ、なるべくイライラしないように気持ちをコントロールするようにしましょう。
難しい話をされたり、細かい部分を注意されたとしても、時には聞き流す勇気を持つ事によって、きっと上手に付き合っていく事が出来るのではないでしょうか?
そして、何かあったら理由をきちんと話し、相手としっかり向き合う事によって、相手も回りくどくはならないはずです。
こちらも臨機応変に対応する事によって、理屈っぽい人は、逆にシンプルで分かりやすい性格にも感じる事が出来るはずです。
しかし、対処法を間違えてしまう事によって、恋愛においてはそれがストレスに感じてしまう事にも繋がりますので、上手に付き合っていけるように心がけましょう。
女性の場合は、なるべくプラス思考に物事を考えるようにし、その人の長所だと思って相手と接していくようにする事によって、きっとその人の良さも分かるはずですから。
男性の場合は、つい理屈っぽくなってしまう気持ちはよく分かりますが、理屈っぽい人は嫌われる原因になりかねませんので、女性からモテる為にも、是非一度自分の性格を見直す為のきっかけとしてみて下さい。
客観的に見て、しっかりと自分自身を診断する事によって、誰からも好かれる人になれるはずですから。
相手が理屈っぽい人だとしても、上手に付き合っていける事を祈ってます。