“ミラーリング”とは心理学の言葉ですが、知らない人も多いことでしょう。ミラーリングを活用すれば、気になるあの人と結ばれる確率もグッと高くなります。好感度を一気に上げられる、魔法のようなテクニックです。
この記事では、ミラーリングについてわかりやすく解説し、マッチングアプリで使えるミラーリングテクニックも紹介しています。
「海外で実際に行われた研究結果」や「有名な心理学者による実験」など、根拠のあるデータをもとに詳しく解説しているので、ぜひとも参考にしていただければ幸いです！
日本最大手の連盟IBJが親会社なので、安心して出会えますよ♪今すぐ使ってみてね！ミラーリングとは？使うと本当にモテるの？
ミラーリングとは、相手の行動を真似ることで、好意を得たり好かれたりすることができるテクニックです。言い換えると、相手の行動や仕草を真似することで、真似された側が自然とその人に好意を抱く心理効果を指します。
ミラーリングを活用できれば、モテること間違いなしでしょう。恋愛上手な人は、無意識にミラーリングができているのです。
人間は自分と似ている人を本能的に好きになってしまう
そもそも人間は、「自分と似ている＝共通点がある人」に親近感を抱きます。人間の脳は自分と似ているものに安心感を覚えるため、信頼関係が作りやすいのです。学校で似たような人と仲良くなるのも、この心理効果が働いています。
男女関係でいえば、自分と似ている異性を本能的に好きになってしまうのでしょう。心理学的にも、人間は「自分のことが1番好きな生き物」であり、自分に似た人を好きになるという研究結果が出ています。
ミラーリングの研究として有名なのが、アメリカの心理学者ターニャ・チャートランド博士が1999年に実証した実験です。
参加者と実験協力者で2人1組のペアを作り、それぞれ15分間話してもらいます。片方は相手の口調や喋り方を真似し、もう片方は何も真似せずに会話を進めました。
その結果なんと、真似された方の参加者は真似されなかった参加者に比べ、15％も多く実験協力者を好意的に思ったのです。このときの参加者は自分が真似されたことに気付いていません。
この実験では、相手の真似をすることで、自分の好感度が増すということが分かりました。
好意のある異性に意識してもらうための行動
ミラーリングは、好意を持つ異性に意識してもらう行動として主に使われます。相手の仕草や行動を真似することで、真似をされている方は無意識に「この人は私の味方だ」と勘違いを起こす可能性が高くなります。
他にも「フィーリングが合う」「話しやすい」「落ち着く」といった印象を与えることができ、恋愛で使える心理テクニックとして非常に有効です。ミラーリングすることにより、真似された側は自然と真似した側を意識するようになります。
チャートランド博士の実験でも、実験者がペンを落としてしまった際、周囲の参加者は助けてくれるのかという実験を行いました。
実験の結果、真似されていなかった参加者は33％しかペンを拾わなかったにもかかわらず、真似をされた参加者は100％の人が拾ったのです。
ミラーリングは、相手を助ける行動にも繋がります。真似した側を意識することで、行動にも大きな変化が表れるのでしょう。
好き避けにミラーリングを使う場合も
好き避けにミラーリングを使う場合もあります。好き避けの場合は、意識的ではなく無意識にミラーリングをしている可能性が高いです。
好き避けとは「本当は好きなのに、無意識に嫌いかのような態度をとってしまうこと」です。いわゆるツンデレですね。
好き避けにおけるミラーリングの特徴として、嫌っているような態度や言動を取っていたとしても、共感や同調することは多いのです。これにはミラーリング効果が作用しており、無意識的に同じ行動や言動をしてしまうのでしょう。
好き避けにおいては、“同調や共感”が多くなるのがポイントです。
自分のことを嫌いだと思っている人がミラーリングを使っていた場合、実はあなたを好きなサインかもしれません。
小さなサインを見逃さない観察力を身につけ、恋愛のチャンスを掴みましょう。
モテる人が無意識に行っているミラーリング7選
異性にモテる人が無意識に行っているミラーリング方法として、下記の7つが挙げられます。
- 同じ飲み物を飲む
- 言葉遣いや会話のテンポを合わせる
- 文章の長さや使う絵文字を合わせる
- 呼吸のペースを合わせる
- 動きや仕草を真似る
- 姿勢を真似る
- 表情を真似る
それぞれのミラーリングを1つずつ見ていきましょう。
同じ飲み物を飲む
飲食店や喫茶店などで、相手と同じ飲み物を飲むのもミラーリングテクニックです。同じ飲み物を注文するだけでなく、相手がカップに手をやり、飲み始めたら自分も一緒に飲むと、より好印象を持ってもらいやすくなります。
相手がコーヒーを注文したとして、仮に自分がコーヒーを飲めない体質だとしても、カフェラテなど共通点があるものを頼めばミラーリングになるのです。
言葉遣いや会話のテンポを合わせる
言葉遣いや会話のテンポを合わせることでも、立派なミラーリング効果を得られます。相手が早口な人なら自分も早口で喋り、相手がゆっくり話す人であれば、自分もゆっくり話すことを心掛けましょう。
また、会話のテンポだけでなく、言葉遣いも合わせることが大切です。例えば、相手が敬語で話していたら自分も敬語で話す、打ち解けて相手がタメ口で話すようになってきたら、こちらもタメ口で話す。
テンポと言葉遣いを組み合わせることで、一気に距離が縮まるでしょう。
文章の長さや使う絵文字を合わせる
ミラーリング効果は会っているときだけではなく、メールやLINEといった文章においても有効活用できます。
「文章量が多い人には多く、少ない人には少なく」「返信が複数回に分かれる人なら、こちらも複数回に分けて返す」など、相手に合わせて文章の長さを変えるのです。
文章だけでなく、相手が使う絵文字も合わせることで、より大きなミラーリング効果が期待できるでしょう。
呼吸のペースを合わせる
呼吸のペースを合わせるのは、かなりの上級テクニックですが、身に付けると一気に相手との関係を親密にできます。相手がどのくらいのテンポ・どれくらいの深さで呼吸しているのかを観察し、自分も真似るといった方法です。
つまり、同じリズムで呼吸するといったミラーリング方法です。呼吸のリズムは人によって違い、すぐに相手の呼吸を読むことはできません。観察するなどの訓練を繰り返すことで、相手の呼吸のテンポが把握できるようになっていくでしょう。
動きや仕草を真似る
簡単に真似できるミラーリング方法は、動きや仕草を真似ることです。相手が髪に触れたら自分も髪に触れたり、相手が食べ物を食べたら自分も食べたりと、相手の動作を観察するだけで簡単にミラーリングできます。
相手が本を開いたときに自分は手帳を開くなど、アイテムが違っても動作が同じであればミラーリング効果はあります。ただし、腕や脚を組む動作は相手に不快感を与えてしまう恐れもあるため、真似しない方が良いでしょう。
姿勢を真似る
相手の姿勢を真似るのも、比較的実践しやすいミラーリング方法です。相手が姿勢を正しているなら自分も姿勢を正し、相手のテンションが上がって身を乗り出すように話しているのなら、こちらも身を乗り出して話します。
姿勢を合わせるだけで、親近感が一気に増すでしょう。コツとしては、あくまで自然体で行うが大切です。大げさに真似てしまうと相手の気分を害し、逆効果になりかねません。
表情を真似る
表情を真似るということは、相手と感情を共有するということです。。相手が楽しそうな表情をしたら、自分も笑顔になりましょう。相手が寂しい表情をしたら、自分も悲しい顔をしましょう。
表情を真似ることで、好感度だけではなく信頼度も高まります。相手に合わせて表情を変えるだけで、「私の気持ちを理解してくれているんだ…」と好意を感じやすい状態になるのです。
男性は表情の変化に乏しい人も多いため、女性の表情を真似るだけで大きなミラーリング効果が期待できるでしょう。
ミラーリングをする際の注意点
ミラーリングはメリットだけでなく、デメリットもあります。ミラーリングは大きな効果を生み出しますが、失敗すれば大きな逆効果を生み出してしまうのです。ここからは、ミラーリングをする際の注意点について解説していきます。
- わかりやすいミラーリングは避ける
- ミラーリングを意識しすぎて疲れないようにする
それぞれ見ていきましょう。
わかりやすいミラーリングは避ける
わかりやすいミラーリングは、意識的に真似していることが相手にバレやすいです。「真似されてる…」と思われてしまうと、嫌悪感を抱かれること間違いなしでしょう。あからさまなミラーリングは避けておくのが無難です。
例えば、下記のようなことが挙げられます。
- 女性と同じタイミングで食べ物を食べたり、飲み物を飲んだりする
- 女性が足を組んだら自分も組む
- 女性が髪に触れたとき、自分も髪に触れる
仕草や動作を真似るミラーリングは難易度が高いので、まずは姿勢や表情から真似ていくことをおすすめします。
ミラーリングを意識しすぎて疲れないようにする
ミラーリングは恋愛において非常に有効ですが、ミラーリングばかりを意識してしまうと疲れてしまいます。ミラーリングに囚われてしまっては、本末転倒です。
ミラーリングは意識的にも無意識的にも発揮するものであり、意識的の場合は相手を理解しようと努力しなければなりません。意識的に続けていては、どこかで疲れがドッと押し寄せてくるでしょう。
自分が苦しまないように、無理をせず調節していくこともミラーリングを成功させる上で重要なのです。
マッチングアプリで使えるミラーリングテクニック
ミラーリングは、マッチングアプリにおいても効果を発揮します。前述したように、会っているときだけではなく、メールやラインなど文章においても有効活用できるからです。
ここからは、マッチングアプリで使えるミラーリングテクニックを紹介していきます。
- テクニック①返信の頻度を合わせる
- テクニック②メッセージの文面を合わせる
- テクニック③メッセージの文字量を合わせる
- テクニック④相手の趣味や好きなものを好きになる
各テクニックを詳しく見ていきましょう。
テクニック①返信の頻度を合わせる
マッチングアプリにおいて、会うまではメッセージのやり取りが生命線になります。だからといって焦ってはいけません。相手と返信の頻度を合わせることがとても大切で、相手の気持ちを汲み取り、相手が返信しやすい状況を作ってあげる必要があるのです。
返信の頻度を合わせることで、相手も返信がしやすい状況を作れます。さりげない気配りをすることで、安心感も生まれるでしょう。
テクニック②メッセージの文面を合わせる
メッセージの文面を合わすことでも、ミラーリング効果が期待できます。相手が敬語だったら自分も敬語など、相手に合わせて文面を作りましょう。語尾や改行も真似することで、同じようなテイストの文章に限りなく近くなります。
また、絵文字や顔文字を合わせることにより、一気に心の距離がグッと縮まります。メッセージの文面を合わすだけで、「この人は私と似ている」と感じてもらいやすくなるのです。
テクニック③メッセージの文字量を合わせる
メッセージの文面を合わせる際、同時にメッセージの文字量を合わせることも心掛けましょう。人によって1回の文章量が長かったり、逆に短かったりする場合があります。長文だと、複数回に分けて送ってくる人もいるでしょう。
メッセージの文字量を合わせることも重要です。普段のメッセージが短い人に対して長文を送ってしまうと、返信を後回しにされてしまう傾向があります。文章量を合わせることでも、相手に対して返信しやすい状況を作ってあげられるのです。
テクニック④相手の趣味や好きなものを好きになる
マッチングアプリで、話すことがなくメッセージが続かない経験をした方も多いのではないでしょうか。そんなときは、相手の趣味や好きなものを好きになることで、話すネタの幅が広がります。同時に、ミラーリング効果も得られるのです。
例えば、相手が好きな音楽を聴いてみたり、相手の好きな食べ物を食べてみたりすることで、話のネタ＋ミラーリングと一石二鳥の効果を得られます。相手の趣味や好きなものを好きになることを、ぜひ心がけてください。
ミラーリングをマスターして気になるあの人にアプローチ！
この記事では、ミラーリングについて解説し、マッチングアプリで使えるミラーリングテクニックも紹介しました。ミラーリングは恋愛において非常に大きな効果がありますが、ミラーリングと気付かれてしまうと逆に好感度を下げてしまいます。
対面で試す際は、姿勢や表情から真似ていくのが良いでしょう。メッセージでも大きな効果を得られるので、メッセージに対してもミラーリングを意識すると良いですよ。
まずは、本記事で紹介した「メッセージで使えるミラーリング」をマッチングアプリで試してみませんか？