話が長い人の心理とは?
きっとあなたの周りにも、一度話し出すと止まらなくなってしまうような人が、存在しているのではないかと思います。
しかし、一緒にいて疲れてしまいますし、時にはイライラしてしまう事もあるかと思いますので、人から嫌われないよう、空気を読める人になっていきたいものであります。
仕事や恋愛において、上手くいくものも上手くいかなくなってしまいますので、今回話が長い人の心理や、会話の切り上げ方をお伝えしたいと思います。
話が長い人の心理とは?
① 話が長い人は自信がない
自信がない性格をしているからこそ、内容を1から100まで全て話したいと思ってしまい、つい話が長くなってしまうのではないかと思います。
相手に対して、自分の意見や考え方がきちんと伝わっているかが不安である為、たくさん話をして、心理的に自分自身が安心したいという本音があるのでしょう。
だからこそ、どうしてもダラダラと話をしてしまい、何事においてもたくさん話せば良いと勘違いをしてしまっているのです。
これは、上司や仕事関係で多く見受けられる傾向にあり、仕事ができない人の特徴でもあると言えるでしょう。
しかし、これはただの自己満足でしかありませんので、要約して話す事が出来ない人は、上司であろうと友達であろうと、嫌われる原因となってしまう事でしょう。
だからこそ、ストレートに物事を言わなかったり、オチがなく結論を先に言わないタイプの人は、自己満足ではなく、相手の気持ちを考えて行動していきたいものであります。
② 話が長い人は話をまとめるのが下手
話をする際に、きちんとその内容を整理できていないからこそ、つい必要のない事まで延々と話してしまうのではないかと思います。
何を言いたいのかが途中で分からなくなってしまうタイプですので、自分自身でも話していて混乱してしまうのではないでしょうか?
だからこそ、何度も同じ話をしたり、話が色々と飛んでしまうような、話をまとめるのが苦手だという人は、要注意でしょう。
本来の会話から脱線してしまう傾向にありますので、どんどん迷子になってしまう前に、内容をきちんと伝えていきたいものであります。
回りくどい説明は要領が悪く、相手からしたらとても分かりづらいと感じてしまいますので、なるべく要点をまとめて話すように心がけていきましょう。
直し方としては、なるべく簡潔に短く話すようにするのがコツですので、結論を先に話すようにすれば、少しは話が短くなるのではないかと思います。
③ 話が長い人は一方的に話をするのが気持ち良い
これは、周りから注目されたい、話を聞いて欲しい願望の強い人に対し、見受けられやすい傾向にあるでしょう。
自己顕示欲が強い、自己主張が激しい人は、一方的に話していてとても心地良いと感じる為、どうしても長話が止まらないのではないかと思います。
自分のことが大好きだからこそ、自慢話やエピソード話を相手に対して伝えたいと思い、自分自身に酔ってしまう行動に繋がってしまうのでしょう。
病気ではないかと思うくらい、人の話を聞けない人が多く、話を聞いてもらう事による優越感を常に感じていたいという人の特徴であります。
また、一日に発する文字数は、男性は約7,000文字、女性は20,000文字と言われておりますので、特に女性は話好きという事が分かるのではないかと思います。
女性はおしゃべりな為、話が長い人は上司以外にも女性に多く、女性の上司の場合は、特にやっかいなのではないでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
きっと、上記のような共通の特徴があるのではないかと思います。
しかし、簡潔に端的な話ができない人は、嫌われる原因となってしまいますので、気を付けていきたいものであります。
話が長い時の会話の切り上げ方
① 相づちに徹する
ひたすら相づちに徹し、こちらから話をしないというのも、一つのテクニックとして挙げられるでしょう。
「そうですね」とひたすら共感だけをする事によって、相手からした場合、話のネタが少しずつ尽きてしまうのではないかと思います。
どうしても受け答えをしてしまう事によって、話が長くなってしまう1つの要因となってしまいますので、会話がどんどん深くなっていかないように、相づちだけを打つという事がコツなのです。
話は言葉のキャッチボールで成り立つものでありますので、そのキャッチボールをあえてしない事によって、きっと一方的に話をしているという事を感じて貰えるのではないかと思います。
こちら側も話をしてしまう事によって、一方的に話しているという認識を与える事ができず、尚且つ話もどんどんエスカレートしていってしまいますので、これは良い裏技と言えるのではないでしょうか?
反応をしなければ相手の話を聞いていないという事になりますが、相づちだけを打つ事によって、必要最低限の話の量で済む事でしょう。
たとえば、上司、彼氏、彼女、友達など、誰かから怒られるような事があった場合でも、非を認め、ひたすら謝る事によって怒る気がなくなるものですので、言い訳や言い返しだけは絶対にNGであります。
そのように、コミュニケーションをあえて取らない事によって、きっと話も手短に済むのではないかと思います。
② 「こういう事ですか?」と聞く
こちらから相手に対して「こういう事ですか?」と、結論を投げかけてあげる事によって、きっとスムーズに会話を終了させる事が出来るでしょう。
心理的に見ても、相手はあなたに対してきちんと言いたい事が伝わっているかが不安である為、つい話が長くなってしまうのではないかと思います。
だからこそ、こちらからその内容を提示してあげる事によって、相手も納得して話を切り上げてくれるのではないでしょうか?
結論を自ら言う事によって、それ以上話す事がなくなりますので、捕捉をベラベラと話し続ける事はなくなるでしょう。
こちらが主導権を握るのがコツですので、言いたい事をハッキリと提示してあげる事が、長話を終了させる秘訣と言っても過言ではありません。
その為、相手の内容をあなた自身がきちんと理解をし、その内容をきちんと把握する事が、話の終わらせ方に繋がるのではないかと思います。
また、ダラダラと話し回りくどい場合、「はい」だけでなく、「分かりました」というフレーズを伝える事によって、きちんと理解してくれているんだと相手も安心できるはずです。
だからこそ、「はい」という返事ではなく、「分かりました」というワードをキリの良いところで挟むように心がけていきましょう。
③ 「時間大丈夫ですか?」と聞く
この場合、自分自身の気持ちではなく、相手の気持ちを配慮させる仕草を見せる事が、効果的な方法と言えるでしょう。
そうする事によって、「気遣いのできる人なんだ」と好感を持ってもらう事もできますし、尚且つ話を早く切り上げる事が出来る為、一石二鳥ではないでしょうか?
相手を気遣う事によって、気分を害さず話を終わらせる事が出来ますので、タイムリミットを指定し、時間を区切るのも1つのテクニックと言えるでしょう。
悪気はないのかもしれませんが、延々と話している場合、それを直接的ではなく間接的気付かせる必要がありますからね。
相手の話が長いとつまらないと思うかもしれませんが、イライラを態度や顔の表情に出さない事がポイントですので、オチのない話を上手に切り上げるコツとして、覚えておいて損はないでしょう。
イライラする気持ちは分かりますが、それを態度に出すのは絶対にNGですので、拒否する空気を醸し出すのではなく、雰囲気が悪くならないように大人な対応する必要があるのです。
何よりも失礼のないように、無駄な話を切り上げる必要がありますので、「ところで」、「そういえば」と、話を無理やり終わらせるのもアリですが、時間を区切るのが、より良い逃れる方法ではないかと思います。
そのような対処法を用いる事によって、悩みを簡単に解決させる事が出来るのではないかと思います。
いかがでしたでしょうか?
校長先生の話や、乾杯前の挨拶など、話が長い人は様々な場面で遭遇するのではないかと思います。
それ以外にも、彼氏、彼女、友達、上司、など、仕事でもプライベートでも話の長い人は、案外多く多く存在している事でしょう。
しかし、聞く側からしますと、相手ばかり一方的に話をしているのは迷惑であり、苦手で嫌いという人も多い為、その場の空気をきちんと見極めて話す必要があるでしょう。
逆の立場に立って物事考えた場合、話の長い人は嫌われる原因となりますし、心ではうざいと思われてしまう可能性もありますので、「人の振り見て我が振り直せ」という言葉を大切にしましょう。
プライベートな雑談でしたらまだ良いかもしれませんが、コンパクトに物事を伝えなければ、一緒にいて居心地が悪いと思われてしまいますので、相手の話も聞く姿勢を持ちましょう。
話し上手な人は好感が持てますし、色々とメリットも多いかと思いますので、結論を先に話すという事が、手短に話すテクニックではないかと思います。
最後になりますが、繰り返し延々と喋る人に対しては、ただ話をダラダラと聞くのではなく、話の切り上げ方が上手な人こそ、本当の意味での聞き上手ではないかと思います。
だからこそ、話が長い人は疲れてしまいますし、ストレスも溜まるものですので、話や説明が止まらない人の対策として、是非参考にしてみて下さい。
たとえ話が長かったとしても、疲れる事なく、上手く対処できる事を祈ってます。